ボーディングスクールに通う子供

近年、インターナショナルスクールや家族で海外に行って外国の学校に通わせると言った教育熱心な親御さんが増えています。留学も高校や大学時代に行くイメージがありましたが、最近は小学生の頃から交換留学などに行くのも珍しくなくなってきました。様々な留学方法が増える中、エリート志向の強い方に人気なのがボーディングスクールです。ボーディング【boarding】とは寄宿・下宿生活という意味です。

ボーディングスクールはその名の通り親元離れ、寮生活をしながら学問を受ける学校です。根幹には「教育は教室の中だけで行われるものではない」という理念のもと、一人ひとりの生徒が24時間教育を受けることができます。ボーディングスクールに通うほとんどの学生が有名大学に進学するためカレッジ・プレップスクール(大学進学準備校)とも呼ばれます。通う子供の多くは企業家や投資家、医者などの子息で近年では中国、韓国人の子供が入学するケースが増えています。

ボーディングスクールのメリットは親元を離れて団体生活をすることで、勉強だけでなく、礼儀や規律、自立心、人とのコミュニケーションなどが学べるというところです。クラスは10から15人くらいの少人数制で、徹底した質の高い教育が受けられるという特徴があります。日本ではあまり存在しませんが、海外では幼稚園位の子供から入学するスクールもありますが、たいていは小学生からです。通う子供たちはみな意識が高く、勉強熱心です。

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